西洋料理
西洋料理においては、牛・鶏・魚および野菜(タマネギ、ニンジン、セロリなど)・香草類などを素材として作ります。
肉のほか、すじ肉や骨も使い、オーブンでこげ目をつけた上で長時間煮込むのです。
動物系のにおいを取るためにブーケガルニと呼ばれる香草類のセットを用いることも。
エビやロブスターの料理では、むいた殻で出汁をとることもあるようです。
特に、イタリア料理ではブロードと呼ばれるものがあります。
また、フランス料理では、子牛を素材として使った
フォン・ド・ヴォー
仔羊のフォン・ダニョー
野鳥獣のフォン・ド・ジビエ
鶏のフォン・ド・ヴォライユ
魚のフュメ・ド・ポアソン
と呼ばれる料理をメニューでご覧になった方も多いのでは?
中華料理
中華料理では、鶏肉、鶏がら、豚肉、中国ハム、貝柱、干し海老などが
材料としてよく使われます。
韓国料理・朝鮮料理においては、牛肉、鶏肉などや貝の出汁も用いられます。
肉のゆで汁をだしとして用いる場合も多く、牛肉の出汁をユッスといいます。
それでも、やっぱり「だし」文化の王様は和食!
おだしが素材の味を引き立てる、
日本食の素晴らしさをとっておきのだしとの出会いで是非実現させてください。