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>>その他のオススメ |
日本人の味覚には次の5つの感覚があります。
改めて確認してみると…
甘味 |
酸味 |
塩味 |
苦味 |
旨味 |
東洋では昔から、5つめの旨味[うまみ]が知られていましたが、
欧米(西洋)では、つい最近まで味覚は4つと考えられていたんです。
そうです。5つ目の「旨味」が欧米人には理解できない!ということだったのですね。
そもそも人間は、舌の味蕾という部分にある感覚細胞と言う細胞で味覚を認識 しています。
なんと元々、欧米人には旨味に対する味蕾が少ないため、なかなか旨味を感じることができなかったのですね。
日本人の学者達にとって、旨味があるのは明白で当たり前のことでしたが、
欧米人の学者達は旨味の存在を端から否定していたのだそうです。
(同じ人間なのに、ここまで差が出るというのも面白いですよね!)
2000年、米マイアミ大の研究チームにより、グルタミン酸受容体と言う旨味成分と対応するものが発見されて初めて、
ようやくのことで欧米人も「旨味」の存在を信じるようになったのだとか。
だしには、この旨味成分がたっぷり。
一般的なだしの原料、こんぶ・かつお・煮干等はそれぞれ特有の旨味成分を持っています。
こんぶのグルタミン酸、かつおのイノシン酸、煮干のイノシン酸とアミノ酸等です。
今までのところ、グルタ
ミン酸と結合する受容体のみが発見されており、
かつおや煮干の旨味成分とされるイノシン酸については、残念ながら未解明のようです。
第五の味「旨味」を存分に味わいながら、改めてだしの美味しさを楽しんでみていただきたいものです。
これらの口コミは、個人の主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 |